しかし先日朝から終日打ちきり初当りは設定6以上しかし共通ベルは設定1以下でした。
結果は8800枚の快勝でした。
今更ですが共通ベルはあてになるのでしょうか?
A 初当たりも共通ベル確率も設定差はありますから、判別でどれくらいアテになるのか……というのを理解しておくのは大事だと思います。
沖ドキの共通ベル確率は1/168~1/129で、初当たり確率は1/242.8~1/188.3。
あまり変わらないようにも見えますが、共通ベル確率の方が分母は小さく試行回数が稼げるため設定判別要素としては大きいです。
しかも、共通ベル確率は通常時もボーナス中もカウントできるのに対し、初当たり確率は33G~ボーナス当選時までの通常時しかカウント出来ません。
よって、共通ベル8000回試行に対し、初当たりの分母はせいぜい5000回程度になるため、その差はさらに大きくなります。
つまり、共通ベル確率より初当たり確率や出玉の方がアテにならない…って事です。
沖ドキの共通ベル確率の収束度合はこのくらいです。
8000回回した場合の 共通ベル誤差【信頼度90%】
設定1(1/168) 1/135.8~1/220.4
設定6(1/129) 1/106.4~1/162.2
8000回転回した場合、信頼度90%で上記の値に収束するという事です。
もっと細かく計算すれば、
設定1の場合、共通ベルが設定6の値1/129以下になる可能性は約2.3%になります。
対して、初当たり確率の場合は以下の通り。
5000回回した場合の ボーナス合算誤差【信頼度90%】
設定1(1/242.8) 1/178.3~1/380.4
設定6(1/188.3) 1/142.8~1/276.2
細かく計算すると、
設定1の場合、初当たりが設定6の値188.3以下になる可能性は約9.3%になります。
つまり、初当たり確率よりも共通ベル確率の方が、4倍ほど信頼できる…という事になるんですよね。
だから、初当たりが6だったけど、共通ベルが1だった…って場合は、共通ベルの方を信頼すべきです。
もちろんこれは設定6と設定1が均等に配分されてるホール環境が条件ですけどねw
普通はどんなに設定環境が良くても、高設定よりも低設定の方が台数は多いでしょうから、さらに設定1の可能性は上がりますよ。