パチンコ規制 釘曲げ不正問題に対し300万台回収!?
パチンコの釘曲げ調整に対し警察が不正改造機と指摘し、設置してる現行機ほぼすべてに対して自主回収するように指導した…
というのがニュースになってますね。
早ければ来年1月末から回収するとの見通しのようです。
300万台が不正改造?
今までのパチンコ台は釘をいじって出玉を調整するのは当たり前となっていました。
元々パチンコ台は釘を出荷時から変えてはいけない、改造してはいけない…というのは決まっており、これは前々から警察から言われてた事なんですよね。
それがとうとう本格的に指導が入った…という感じです。
今出回ってるパチンコ機約300万台は、ほぼすべて釘調整による出玉管理をしてますし、そもそもメーカーが出荷段階でヘソ以外の入賞口に入りにくいように不正している事が指摘され、これらすべてを改造機と見られています。
実際に今ホールにあるパチンコ機すべてが回収されるとも思わないですが、2016年に大規模回収になる事は間違いなさそうですね。
出玉管理や攻略要素が無くなる
パチンコで釘を操作できなくなるとすると、ほとんど各台による出玉の差は無くなってきます。
よって、均等に負ける台になってきて、パチンコで勝つ事自体不可能になってくると思われます。
そもそも止め打ちもダメだと指摘されてますし、攻略要素はほぼ無くなりますね。
もし、スロットのように大当たり確率に設定差が設けらたり、天井機能が付いたりすれば攻略要素はありますが、もし今のようなスペックのパチンコで釘がいじれないとすれば、攻略要素はほぼ無くなると考えていいでしょう。
パチプロにとっては大問題になりますねー。
一般ユーザーはどう思うか
ただ、これによってパチンコ業界が衰退するかどうかは、個人的には別問題だと思います。
パチプロがいなくなっても、一般パチンコユーザーがいれば問題ないですからね。
そもそもパチンコユーザーのほとんどはオカルト理論者で、釘による回転数を気にしている人はほとんどいません。
よって、期待値的にプラスになる台が無かったとしても、一般ユーザーにとっては対して変わらないんじゃないかと思います。
また、釘調整が出来なくなると、釘を甘くして出やすくする事はもちろん、閉めて出玉を削る事も出来なくなります。
一般的に考えると、釘を閉めてるホールの方が多い事から、全体的には釘自体は甘くなるホール、つまり1000円で13回転しか回らないような台がなくなるんじゃないかと思います。
そうなってくると、少しずつ負ける台、つまり一般的には遊べる台が多くなるんじゃないでしょうか。
つまり、釘調整が出来なくなると、全体的な釘もマイルドになるかと思います。
射幸心を煽る事がダメになり、ギャンブル性が抑えられる事による客離れは懸念されてますが、パチンコ業界にとってはそう悪い事にはならないんじゃないかなーと思ったりもします。
パチンコ台を回収しなければいけないホールにとっては大打撃でしょうけどね。
パチンコはこれから勝てなくなるのか?
これからは攻略要素が無くなり、パチンコで勝つ事は出来なくなるのか…?
というと、まぁさすがにそうなる事は無いんじゃないかと個人的には思います。
断定はできませんが、何かしら抜け道を考えてくるんじゃないかと思います。
今までもずっとそうでしたからね。
いずれにしろ、環境が変わるのは間違いないでしょうし、そうなると勝てなくなる人も多くなると思います。
しかし新たな攻略要素が出てくるのであれば、それは非常においしい攻略要素になりますよね。
環境が変わる所には必ず旨味が出てくるので、来年からパチンコ業界からは目が離せないと個人的には思います。