複合条件の期待値計算について【Q&A】
いつも参考にさせてもらっています。
さっそく質問ですが
本日ルパンのチャンスゾーン間600、AT間1200の台を打ったのですが、期待値いくらぐらいかなと疑問になりました。
期待値算出の考え方としては、チャンスゾーン天井の期待値をまず計算し、チャンスゾーンが外れた場合は外れたゲーム数のAT間天井の期待値をプラスするといった考え方なのでしょうか？
そうすると効率が悪くても期待値は意外と取れるのかなと思いました。
バジリスク等も同じ考え方なのかもしれませんが、前から疑問だったので教えていただきたいです。
よろしくお願い致します。
A 初めまして。
いつも見て頂きありがとうございます。
ルパンのCZ間天井狙い+AT間天井狙い…というわけですよね？
これは単純に足し算をすれば…というわけではありません。
基本的にCZ間天井の期待値であれば、AT間のG数は不問で計算してます。
さらにAT間天井の期待値であれば、CZ間天井の期待値についても不問で計算しています。
期待値を数値化するには、決まった「条件」が必要であり、AT間800G～の期待値、AT間1200G～の期待値…という風にG数だけの条件を付けると、他の高確状態やモード、スルー回数、そしてCZ天井などの期待値が変動する要素については「不問」という条件になってしまいます。
この場合のCZ天井「不問」というのは、平均値…という見方です。
つまり、AT間1200G～天井狙いを打った場合の平均的なCZ天井ハマリG数を条件として期待値算出してるわけですね。
AT間1200G～天井狙いを打った場合に、CZ天井の平均が300Gハマリであると仮定すると、
AT間1200G～天井狙い+CZ天井300Gの台を打った場合に限り、AT間1200G～の期待値に実際になるという事になります。
その場合、AT間1200G～天井狙い+CZ天井600Gハマリの台を打った場合は、AT間1200G～の期待値よりも大きくなるという事ですね。
逆に言えば、AT間1200G～天井狙い+CZ天井10Gハマリの台を打った場合は、AT間1200G～の一般的な期待値よりも小さくなるという事です。
高確状態やモードなども同じ考え方で、例えばAT間1200G～打った場合でも、それが高確状態であったのなら、一般的なAT間1200G～にの天井期待値よりも確実に期待値は大きくなりますよね？
よって、単純にそれらの期待値を足し算にするわけにはいかないわけなんですよね。
これらの複合条件が合わさった場合の期待値を計算するのは難しいです。
理論的に言えば、上記の例で出した条件、
「AT間天井1200Gの平均CZハマリが300Gハマリ」
の時に、
AT間1200G～天井狙い+CZ天井600Gハマリの台を打った場合は、
「AT間1200G～天井狙いの期待値」+「CZ天井狙い300G～と600G～の期待値差額」＝
…という計算になるのではないでしょうか？
これはバジリスク絆や沖ドキ、デビルサバイバーなど、G数ハマリ+モード、スルー回数などそれぞれに期待値がプラスになりうる機種すべてに共通して言える事ですね。
…う～ん、なかなか説明するのが難しいですが…、なんとなくわかりましたでしょうか？
説明が入ってこなかったらスミマセン…。