天井狙いの本質と機械割以上の稼働をするコツ

パチスロには機械割ってものがありますね。
期待値と機械割を混同しやすいですが、これは全くの別物。

期待値はある一定の期間で期待できる平均値。
機械割はその機種をずっと打った場合、吸い込み枚数に対しての出玉率です。

ご存じのとおり、機械割は設定変更でしか変化しませんね。
殆どの機種は設定1~2は機械割100%以下なんで、ずっと打ち続けてると負けます。
最近の機種は設定1だと、96~97%くらい。
97%だったら、8000G回しても-14400円、思ったほど負けない計算になりますよね?

でもスロット打ってるほとんどの一般人は、実際この数値より負けてます。
これは殆どの人が機械割以下の立ち回りをしているせいなんですよね。

機械割以下の立ち回りの大きな原因は打ち始めとヤメ時、殆どの機種はこれによって打ってる期間の期待値が変化します。

なぜなら、スロット機種には状態変化、モード変化、そしてハマリG数によって発動する天井、ってのが存在するからです。

例えば期待度の低い状態やモードで打ち初めて、期待度の高いモードでヤメれば損してる事になりますよね。
こういった事をすると、機械割より低い期待値になります。
逆に高いモードで打ち始めて、低いモードでヤメれば機械割より高い数値になります。
簡単な理屈ですよね?

天井も同じで、天井に近いG数で打ち始めて、天井から遠いG数でヤメれば期待値は機械割以上になるわけです。

言うなれば、打ち始めとヤメ時がまったく同じ状態、同じモード、同じG数だったら機械割通りに出るわけです。
だからジャグラーシリーズやパルサーなどの、状態変化もモード変化も天井も無い機種は機械割通りに出ます。
ジャグラーが初心者でも意外に負けない秘密はここなんですよね。

つまり不利な状況で打ち始めたり、有利な状況でヤメない事で、必然的に負けは防ぎやすくなるわけなんです。

一番初心者がやってしまう機械割以下の稼働は、ボーナスやART直後の当たったばかりの台を打ち続け、出なくなったらヤメるってパターンですね。

これがまたボーナス後やART後はアツイ演出が意味なく出やすいんすよー。
これは一番不利な状況でヤメにくくさせる事によって、稼働率を底上げするっていうトリックです。

ハマって出なくなったからヤメるってのは、天井が無い機種で設定狙いをするって点では間違ってはいないんですけどね。
天井のある機種だとモロに機械割以下の稼働になっちゃうんです。
こういう事をするくらいなら設定1をずーっと打ってたほうがまだマシなんですよ。

設定狙いをする時も、天井のある機種は台に見切りをつけて捨てるときに天井からなるべく遠い不利な状況で捨てるのがポイント。
これを厳守することによって、高設定をツモれなくても負けを最小限にできます。

こういった立ち回りを極限にまで高め、なるべく有利な状況で打ち始め、一番不利な状況でヤメれば、設定1でも期待値をプラスに持っていく事が出来ます。
場合によっては高設定以上の機械割の出玉率になったりも…。
これが俗にいう、天井狙いってわけですね。

機種によって独自の様々なスペックがあり、色んな状況で有利な状況、不利な状況は変わってきますが、状態やモードは見た目だとわからない場合がほとんどです。
ただ、G数だけはデータカウンターによって表示されてるんで、天井までのG数に対しての有利不利は打たなくてもわかりますからね。

ちなみに閉店時間って存在も、機械割以下の稼働の原因です。
ART中っていう最も有利な状況で強制終了させられるわけですからね。

だから期待値狙いの稼働では一番恐ろしいんですよ、閉店ってw

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