期待値ボーダーを設定しないほうが良い理由【Q&A】

Q いつも有益な情報発信有り難うございます

少し前の方と質問が被り気味かもしれませんが、お時間があればお答えして頂きたいです

最近マイホの換金率が49枚貸し50枚交換となっておりました
再プレイ出来ないので現金投資になるのですが、この場合どの程度期待値ボーダーを上げればいいでしょうか

前の方の51枚交換の記事と此方の記事
交換率5.1枚現金投資時のボーダー調整
47枚貸し49枚交換現金投資時の天井狙い期待値

を読む限り大体1割ほど上げればほぼ問題なさそうですが如何でしょう

A 質問ありがとうございます。

ぶっちゃけ、49枚貸し50枚交換などであれば交換率の影響は少ないので現金投資でボーダーを1割程度上げる…というだけで問題はありません。

ただ、厳密に言えば単純にボーダーを1割上げれば良い…とも言い切れない部分はありますね。
換金ギャップが大きくなればなるほど影響は出てくるので、理解しておくのに越したことはないでしょう。

他の交換率系の質問でも説明しているかも知れませんが、換金ギャップがある事によってどれくらい天井狙いのボーダーを上げればよいかは機種にもよるし、打つ時間にも影響してきます。

Aタイプ系の天井狙いとミリオンゴッド凱旋のような投資額のかかる機種とでは雲泥の差で、同じ期待値+2000円でも投資額が倍以上変わる事もありますから、交換率による影響も倍以上になります。

なので、機種スペックと換金率、平均投資額を理解した上でボーダーを調整する…というのが正しいです。

同じ条件だったとしても、朝から打って夜までそのホールで打ち続ける予定がある場合と、夜に訪れて1台しか打たない場合でも全くボーダーは変わります。

前者であれば結果的に出玉で打つ可能性は高くなるのでボーダーを下げなくても影響は少ないですが、後者の場合はすべて現金投資なので影響は大きいです。
同じホールで打ち続ける場合は、その後天井狙いで立ち回りやすいかどうかも考慮する必要はありますね。

特に出玉があるかないかというのは重要です。
天井狙いだけではなく、設定狙いや遊び打ちでも重要な部分ですね。

出玉があるかないかでどれだけ期待値が変わるというのはしっかり認識しておくべきだし、「これから打つ台による出玉が出来る可能性」というものまで考慮して立ち回る必要はあると思います。

期待値ボーダーなどを算出しておいてなんですが、自分はそもそも打つためボーダーというのは設定しません。
状況、環境によって最適なボーダーというものは変わりますから、あくまで期待値ボーダーはただの基準です。

期待値だけでなく、交換率、出玉があるかないか、勝率、平均消化時間、閉店までの時間、ライバル環境など、様々な要素を考慮して立ち回るべきで、ボーダーというものを設定してしまうと期待値以外のものを無視してしまいがちなんです。

例えば、
①「おそらく誰も認識していないようなマイナー台の宵越し台+3000円の台」
②「稼働率の良い人気機種の当日ハマリ+2000円の台」
…という2つの台が空いていたらどうでしょう?

自分は期待値が低くても②を優先して自分は打ちます。

理由としては、②は時間が立ったら誰かに打ち切られてしまう可能性が高いという事。
②を消化してからでも①を打てる可能性はあるし、あわよくば①は更にハマって美味しい台になる可能性もある…という事です。

そうなってくると、単純に期待値を高い台を打つ必要もなくなってきますよね。

設定狙いでも、単純に設定6の機械割だけで打つ台を判断しないのと一緒です。
設定が入る確率、判別のしやすさ、ライバル状況、ライバルの動き、時間帯…などを考慮して上で、優先すべき行動を決めるべきです。

要はボーダーなどは決めずに、その場の環境に合わせて立ち回りましょうって事ですね。

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4件のコメント

  1. ブラックウィドー より:

    お答え頂き有り難うございます
    基本期待値優先で打って今までやってきたんですが
    もう少し周囲の状況も見ながら効率良く立ち回りたいと思います

  2. 匿名 より:

    ボーダーの計算すら他人に聞くような時点で、効率の良い期待値稼働は難しいと思うので、そこそこにしておくのが良いと思います。

  3. 匿名 より:

    5年ほどセミプロしてますが、本当におっしゃる通りだと思います。期待値だけ見た頭が固い立ち回りには限界がありますね

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